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Mac mini でDTMは出来るか?

最終更新: 7月7日

最近、iMac Retina5k(Yosemite)からMac mini Late2018(Mojave)に切り替えました。




Mac Pro2019が出てる中、なぜMac Miniなのか?


Mac miniはDTMに向いてないと言う世論もあるなか

世の中のDTMファンの中にもMac miniでやっている人(やりたい人)はいるはずだし

実際どうなんだろうという個人的興味も相まって導入してみました。


結論から言うと全然「出来ます」。

但し二つの欠点だけ補えば、と言う事になります。



■導入理由

・iMacのスペック不足(32GRAMまでしかサポートしてなかった)

・画面の焼きつきが笑えないレベルになってきた

・Cubase10.5導入のためとはいえプロジェクト進行中にOSアップデートなどはもっての外

・Mac Pro買ってもCatalinaは不安


一体型のデメリットもあり、DAWアプデに付随するOSアプデの必要もあり

検証兼ねてMac miniを導入したという経緯です。


Mac miniの弱点は以下の二点。

これさえ克服すれば僕の様に一日中作曲をして、それを生業にしている現場でも

メインになり得るのではないか?という算段です。



■弱点1:GPU

これはかなり貧弱です。47インチ4Kディスプレイを繋いでCubaseを走らせるとCPUが振り切るくらい処理を持っていかれると同時にブツブツの音飛び。

本体の熱もやばいレベルになりファンが高速回転しました。


正直、「イケるやろ」位に考えていた自分でしたが想定の範囲内です。

ちゃんとeGPUを調達しました。それがこちら。


・Razer core X Chrome

・Radeon RX VEGA64



Macに対応しているeGPUとグラボはこちらから調べてみてくださいね。

https://support.apple.com/ja-jp/HT208544



僕はグラボの性能とか全く理解してないので多分中クラスの奴を買ったんだと思います。

取り敢えず換装して全てのディスプレイをRazer Coreから出したところ

・37インチ曲面ディスプレイ(DP)

・47インチ4Kディスプレイ(DP)

・21インチサブディスプレイ(HDMI)

の3つとも60Hz・最大解像度で安定動作しました。

FPSでもしない限りこれで対応出来ます。


もちろんCPUへの影響は一切ありません。

Razer Core X Chromeはグラボ部分が光るのがウリですが

僕はデスク下に置いてあるのでその恩恵は全く享受出来ません!



■排熱について

これは仕事のルーティンをこなして来ての話になりますが

Cubase側でデータ量や処理が重くなるとやはり本体の熱が不安になるレベルになる。

色々調べてみた結果、やはりこの対策方法しかなさそう。との事で下記のふたつを導入。


・zspowertech ヒートシンク パワーアンプ用 60mm×150mm×25mm 冷却フィン アルミ

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06Y4SZZVQ/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1


・ELUTENG 120mm ファン 静音 スピード 3段階調節 冷却ファン 強力 12cm

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06XX7PZL3/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1




羽根状になっているヒートシンクで分散して、ファンで本体ごと冷やすと言う感じですね。

特にこのUSBファン、めちゃくちゃ静かで惚れました。

目の前に置いても低速だったら全然音がしないのにしっかり冷やしてくれる。

ウチにはもうひとつバカみたいに熱を持つ機材があるのでそっちにも使おうかな。

(あ、そいつはvari-muって言います。)


このふたつを導入した事で弱点を克服したMac miniはメインマシンになります。

耐久性はちょっと分かりませんが、熱でやられると言う事はないと思いますし

僕はPCは消耗品として考えているのでコレがダメだったら

最後はMacProしかないなと覚悟もしてます。



という事で、Mac miniはDTMに使える!という記事でした。


*本文は個人的な見解、検証を元に書いています。

 上記環境を揃えても思った様なスペックにならないなら

 それもまた自己責任という事でお願い致します。



2020/7/7追記

公開後、想定以上にこの記事にアクセスして頂いているようです。

やっぱMacMiniでDTMやりたい人多いんじゃん!って感じているので補足です。


本体のスペックを載せておきます。

2020版MacMiniでもおそらく変化はない最上位スペックでの上記検証でした。



Macpro+Catalinaもだいぶ落ち着いて最新OSの恩恵を受け始めている作曲家さんもいますが

sidecar+ipad+pencilでボリュームカーブ書くとか、個人的に羨むほどの魅力は無いです。

それよりOS側なのかDAW側なのか判別できないバグの方が怖い。

DTMでやっていきたい人は最新よりも情報が多い一個前の安牌を狙ってく事をオススメします。人柱は余裕( おカネ)のある人がやってくれるんで。


CubaseでもeGPUは機能しています。特にミキサー画面に多くメーターを表示させたりアナライザー付きのEQ、アナライザーなどを表示する時にeGPUの恩恵が大きい様です。




・処理が走ってない部分→Cubase立ち上げ後のアイドル状態

・走り始めた部分→Cubaseを再生している状態

・盛り上がってる部分→FabFilter ProQを複数立ち上げた状態(画像)


そこそこ満足な結果です。先述の通りグラボに興味が無い自分なのでVega64でいいのかわかりませんでしたがかなり余裕がありそうです。(現在入手出来るのかは在庫切れ?ディスコン?で微妙な感じだそうです)


あと予算に余裕のある方はNoctuaの冷却ファンもオススメ。


不満点はFCPXで動画書き出しをする時はなぜか内部GPUを使うので処理が遅いことと、

RazerCoreが極たまに暴走します(ファンが高速回転して画面がブラックアウトする)

→RazerCoreの電源を落として再度ONにすれば元にもどりますが

 OSから不正な取り出しコメントが付きますので念の為再起動を。


参考になれば幸いです。

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